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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】


[985]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/05/08(土) 19:31:42 ID:???
森崎「(……ってか、本当に今年から一年生かよアイツ。中学生の頃から性格とか全然変わってない気がするぞ……)」

洗面所で顔を洗いながら、そんなことを思う。
とはいえたまに家に遊びに来る、メルランの友達であるリグルやミスティアも精神年齢は義妹と大して変わらないように思える。
最近の学生とは、ああいうものなのかもしれない。

掛かっているタオルで顔を拭き、居間に向かう……と、メルランは既に配膳を終え、ちゃぶ台の前に正座していた。

メルラン「それじゃあ、いっただっきまーす!」

森崎「いただきます」

元気なメルランの掛け声と共に両手を合わせ、目の前のナイフとフォークを取る。
今日の献立はフレンチトーストとベーコン。飲み物は森崎がコーヒー、メルランがホットミルクだった。

フレンチトーストはやや焦げているが、
それでも二ヶ月前までは料理などした事が無かった義妹がここまで出来るようになったのだ。大きな進歩と言えよう。

湯気を立てるコーヒーを一口飲んでから、蜂蜜ベースのシロップが掛かった黄色いトーストをナイフで切り分ける。

森崎「おお、今日のは上手く焼けてるんじゃないか? 昨日のは生焼けだったからなぁ……」

メルラン「えへへ、そうでしょ? 今日はよくフライパンを温めてから焼き始めたんだけど、それが良かったみたい」

卵をたっぷりと含んだトーストが、口に入れるとシロップと一緒にふわりと溶ける。
やや香ばしい焦げ目も、メルラン好みの甘いフレンチトーストには丁度良いアクセントと言えた。



0ch BBS 2007-01-24