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【努力は】幻想のポイズン24【天才を超えるか?】
[372]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/01/11(月) 20:53:44 ID:???
しばし居間に流れる沈黙。
紫はなにやら試すようにして反町を見やり、藍は無表情を崩さない。
そして反町はといえば、突然言われた帰還命令にやはり頭を混乱させている。
確かに……確かに、反町はこの幻想郷に来た当初、すぐにでも外の世界に戻りたいと願っていた。
しかし、今の反町はオータムスカイズで戦う事が目的となっており。
その為に穣子や静葉といった仲間達と共に、日々練習をしていたのだ。
反町(今すぐに帰れって……でも、これから皆で祝勝会だし……。
それに、俺はまだ萃香さん達に勝ってないし……)
紫「はっきり言うわよ、反町君。 あなたの役目は、もう終わったの」
反町「う……」
悩む反町に浴びせられる、紫の冷静な言葉。
そう、役目は十分過ぎる程に果たした……果たしてしまったのだ。
紫の想定していた以上の速度で、反町は幻想郷トップに立つ永遠亭ルナティックスを倒したのだ。
何と返すべきか、東邦学園ではそれなりに秀才を誇る頭脳を駆使して考え抜く反町だったが……。
反町「………………」
紫「……ただし、今すぐが駄目というのならもう少し後回しでも構いません」
反町「え!?」
意外な程にあっさりと、紫は前言を撤回するような言葉を吐いた。
思わず間抜けな声を出す反町をにこりと笑みを浮かべて見やりながら……更に紫は続ける。
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0ch BBS 2007-01-24