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【努力は】幻想のポイズン24【天才を超えるか?】
[723]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/01/16(土) 01:07:43 ID:???
その対立が、明確に目に見えたのは先に言ったように守矢フルーツズの一件。
普段は温厚なにとりが、あれだけ激昂をし啖呵を切るというのも珍しい事。
それだけに反町としてもかなりの違和感を覚えたのだが、そういう事ならば辻褄も合うだろう。
それに、昨日の決勝戦で静葉と橙が揃ってハーフタイムで自分達を入れるようにと言ってきた件。
あれは遠回しに、静葉達が幽香を外して自分達を入れてくれとお願いをしていたようなものだ。
極めつけに、昨日の宴会で橙と話をしている間、彼女の考えるスタメン候補の中にはいて然るべき人物――幽香の名が無かった。
反町(これを考えると……認めたくないけど……本当……なのかな?)
穣子「……辛いと思うけど、わかってくれた?」
反町「あ、ああ……」
気遣うように何時に無く優しい声色で問いかけてくる穣子に、大丈夫だと手を振りつつ。
反町は顔を上げ、穣子とリグルの二人を見やる。
しかし、そうすると果たしてこの二人は反町にそれを伝えて一体どうしたいと言うのだろう?
もしも本当に派閥が出来ているとするのなら、穣子は静葉派閥。リグルは幽香派閥と言えるだろうが……。
穣子「私達は、完全に中立よ……」
反町「中立?」
リグル「うん……正しくは、そういう派閥とかが嫌、っていうのかな?」
穣子達の話によると、穣子もリグルもオータムスカイズには酷く愛着があり。
このチームを壊すような事、そして壊させるような事はなんとしても阻止をしたいというのだ。
その為に、穣子は姉である静葉につくでもなく中立を決め込み。
同じく、リグルもまた友人である幽香につかず中立の姿勢を見せるのだった。
反町「そうか、それなら……よかったよ」
穣子「……まあ、何があろうと。 少なくとも、今はそういう気持ちであんたの味方。
……っていうか、このチームの味方よ」
リグル「私も!」
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0ch BBS 2007-01-24