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【敵か味方か?】ラインライダー滝第六話【ツバサ・オオゾラ】


[119]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/01/16(土) 19:27:54 ID:???
誰が来るかな?→ハート9
→ヒビキさん

 フーマの前線指揮官ヘスラーに予想外の苦戦を強いられる明石と電。
 と、そんな彼等の前に、一人の男が現れた。

ヒビキ「おや、この山で人が消えたって聞いて調べに来てみれば、何だいこの状況は?」

ヘスラー「貴様……隕石調査隊の捜索に来たというのならばただで帰すわけにはいかん! 征伐!」

 ヘスラーのかけ声と共に、周囲にミラクラーが出現しヒビキに襲いかかった。

ヒビキ「……成る程、魔化魍じゃなくてあんた達の仕業だったわけね」

 それまで飄々とした態度を取っていたヒビキだったが、一転して真面目な表情になってミラクラー達をなぎ倒していく。
 ミラクラーも戦闘員とはいえ一般人では歯が立たない程の力を持っているのだ。
 そんなミラクラーを者ともしない強さを見せるヒビキに、一同は驚愕する。

電「!?」

明石「どうやらただ者ではないようだな」

ヘスラー「おのれ、貴様何者だ!」

ヒビキ「俺かい? 俺は……鬼だよ」

 ヒビキは腰に下げていた音叉を手に取ると、近くにあった木を叩いて音を鳴らす。
 そしてその音叉を額にかざすとヒビキの体が炎に包まれ、その炎の中から鬼のような姿になったヒビキが姿を現した。


0ch BBS 2007-01-24