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【敵か味方か?】ラインライダー滝第六話【ツバサ・オオゾラ】


[241]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/02/06(土) 17:20:50 ID:???

ヘスラー「ぬおおっ!!」

 響鬼へ向けて勢いよく剣を振り下ろすヘスラー。

ヒビキ「当たらないよ。すあぁっ!」

 ヘスラーから距離をとってその攻撃をかわした響鬼は、両手の音撃棒に力を込めてそれぞれの先端に火を灯す。
 そして太鼓を叩くように音撃棒を振るうと、先端に灯っていた炎が火の玉となってヘスラーに向かって飛んでいった。

ヘスラー「何っ!?」

 始めて見る技に完全に虚を突かれた形となり、ヘスラーは響鬼の放った烈火弾の直撃を受ける。

ヘスラー「おのれぇ、猪口才な!」

 とはいえ致命傷と言う程のダメージを受けたわけでもなく、ヘスラーは怒りに目を血走らせながら響鬼達に向かおうとする。
 と……

???『そこまでですヘスラー。ここは引きなさい』

 どこからともなく男性とも女性ともつかない声が聞こえてきた。

ヘスラー「何を言っている! ここで引いては隕石を手に入れる事は出来ないではないか!
     我らフーマが銀河に不思議旋風を巻き起こすにはあの隕石が必要だったはず!」

???「それはその通りです。ですがあなたがそこの者達と戦っている間に隕石は他の組織に奪われてしまいました。
    これ以上の戦いは無意味です」

ヘスラー「何だと……くっ! 命拾いをしたな、シャリバンとその仲間達! だが次に会った時が貴様達の最期の日と思え!」

 口惜しげにそう吐き捨てると、ヘスラーは文字通りそのまま姿を消し、その場には明石達三人だけが残された。


0ch BBS 2007-01-24