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【敵か味方か?】ラインライダー滝第六話【ツバサ・オオゾラ】


[936]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/03/14(日) 23:05:17 ID:???

 追いかけてくる三人に対し、マッドギャランは宿舎から外に飛び出すと共に逃走を止めて彼らと対峙した。

マッドギャラン「しつこい奴らめ。こうなれば貴様らをまとめて始末してくれる! 巨獣ギガよ!」

 マッドギャランの声と共に、何もなかった空間から突然二足歩行のマンモスのような姿をした巨大生物が出現する。

風見「何!? これが奴の言っていた巨獣か!?」

アマゾン「ああ。マッドギャラン、こいつらを使って悪事を働く」

ジャスピオン「だがあの巨獣は前に俺が倒したはずだ。どうなってやがる」

マッドギャラン「フフフ、驚いているようだなジャスピオン。確かにこの巨獣ギガは以前貴様に倒された。
        だが我々はデストロンと手を結んだことで奴らの生物再生技術を手に入れることに成功したのだ!
        ギガの他にも貴様に倒された巨獣が続々と再生されている。我々が地球を巨獣帝国にするのも目前というわけだ!」

風見「くっ、デストロンめ!」

マッドギャラン「そして再生技術を手に入れた以上、もはやデストロンにも用はない! 父上ー!!」

 マッドギャランが声を張り上げると、今度は全身黒ずくめの巨人が地響きと共に姿を現す。
 その巨人こそジャスピオンの宿敵、銀河宇宙の魔王サタンゴーズである。

サタンゴーズ「ブオォォォォォ……」

 サタンゴーズは呼吸音のようなものを響かせつつ、両の瞳から赤い光線をギガに向けて放つ。
 サタンゴーズは、巨獣を凶暴化させる魔力を秘めているのだ。
 そして光線を放ち終えると、役目は終わったとばかりにサタンゴーズは霧のように姿を消していった。


0ch BBS 2007-01-24