【松山の】キャプテン松山19【大冒険】

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【松山の】キャプテン松山19【大冒険】

[135]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/18(月) 21:26:30 ID:???

Ｂ「断固、断る！」

松山「(ふ、ざけるな……！)」

完全に見下ろされてる体勢ながら、松山は
冗談じゃない。そんな脅しで霊夢さんと、仲間を裏切れる筈がないと。
守矢神社とは確かに袂を分かつ事になった。それでもチームメイトを裏切ろうとした事など、唯の一度もない。
進む道を違えても、チームワークではなく個人重視に走ろうとも、まだ遵守を誓った信条があった。
それに気付いた時。知らず迸るように吼えた。

松山「断固、断る！そんな脅しに屈服して堪るもんか……！」

恐怖を振り払って、叫んだ。
すぐ後に迫る惨劇に、両目を閉じ覚悟を決める。

だが……其れは、いつまで経っても来ず……

幽香「やるわね紫。一本目は貴女のものね」

不思議な台詞が降ってきて、重圧が、消えた。
倒された時に切ってたのか、頬から伝った血雫と土の味に咳き込みつつ、自由になった首を動かして後ろを見る。
幽香はそのまま見下ろしていた。クルクルと傘を回して、松山に話しかけた。

前次写

0ch BBS 2007-01-24