※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【松山の】キャプテン松山19【大冒険】
[302]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/01/21(木) 17:19:29 ID:???
幽香「残念だわ……。私が貴方の実力をきちんと把握していれば。
正直貰える物も絞りカス程度と誤認していたわ。これだけ出来ると解っていたなら別の条件……
そう。一緒にサッカーしましょ? なんて誘っていたかもしれないわね」
松山「だ、だれ……がっ。あんた、なんか……と……!」
幽香「まぁそうよね。 残念だけれど縁がなかった。てわけね」
這い蹲ったまま、途切れ途切れ。それでも断絶の否定を述べた松山に、幽香も未練らしきものは見せなかった。
背後に放り投げた傘を拾い上げて、肩越しに松山を一瞥し……
幽香「私も他人のことは言えないけど、貴方は枠組みの外で生きてるわ。
どんな可愛がられた飼い猫だって、外に放り出されれば寒さに震えていつ外敵に襲われるか分からない。
今回のはそういうことよ。 私は倒すと決めたら必ず倒す。奪うと決めたら躊躇わず奪う。
敵として出会ったのはお互い不幸な現実だったわね?」
松山「ぐ……っ う」
幽香「それではごきげんよう。今度勝負の場で会ったら貸し借りなしということで」
胸の奥の灼熱が、両目からどんどん溢れる様に流れてきて、松山は幽香の去る姿を正視し続けられなかった。
ぽたぽたと、地面に熱い雫が垂れて……
激しく咳き込む松山は起き上がる力すらなく、再開した蝉の鳴き声を聞きつけ
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24