【松山の】キャプテン松山19【大冒険】

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【松山の】キャプテン松山19【大冒険】

[31]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/16(土) 19:28:22 ID:???

Ｂ　サッカーをはじめた理由を訊こう

ベンチで休みながら……
松山は阿求と、お弁当のことや、ボールを蹴った感触など軽く雑談をして過ごしていた。
ここで松山には、かねてから疑問があった。
稗田阿求。それなりに多くの人が暮らす里で、格別な大屋敷で暮らす少女。
つまるところ、外の世界で松山がお目にかかるのだって難しい、やんごとなきお嬢様……いや現・当主である。
それだけではない。最初のサッカーします宣言。
霊夢の反応を見るに、阿求には何か秘密があるとはおぼろげに察している。大きな責務があることも。

松山「(こんな子が、どうしてサッカーを？考えてたってわかんないな)」

至近で見つめると、カツラの下の紫紺の地毛が微かに揺れるのが見えた。
視線に気付き、ちょっと困った風に照れ笑い浮かべながら、阿求が「お話ですか？」と逆に訊いてきた。
それに甘えて、松山は切り込んだ。どうしてサッカーをやる気になったのかと。
阿求は一瞬、目を瞬かせるが、すぐ元の調子とたおやかな微笑みに戻して答える。

阿求「それはですね。実は……少し以前に、稗田家で外の世界のサッカー選手をお世話した時があって」
松山「外来のサッカー選手！？いつ！？」

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0ch BBS 2007-01-24