【松山の】キャプテン松山19【大冒険】

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【松山の】キャプテン松山19【大冒険】

[32]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/16(土) 19:30:38 ID:???

意外な発言に、つい語気荒くなってしまった松山は、無数の視線が刺さるのを感じて気持ちを萎ませる。
丁寧な言葉遣いで、阿求に続きを促した。

阿求「その人は異国の方でした。暫く屋敷に逗留して……程なく霊夢さんに外の世界に返されたんです。
　　　還る直前、私に、宿代と飯代に、自分にできるのはこれぐらいだからと、一冊の本を残して行きました」
松山「本？」
阿求「はい。その方の得意技……。
　　　別名・牛殺しと異名を取る【アキュートシュート】の指南書を」
松山「(あ……アキュートシュート！？)」

奇縁とかどころじゃない。まんまなネーミングである。
あんぐり口を開けて、松山はきっとその選手が得意技と称して、阿求の名を付けたんだろうと解釈した。
しかし阿求はそうとは取らずに……
迷い込んだ外来人のサッカー選手が残した指南書の名前に強い因果を感じたのだと話す。

阿求「私はこの技を会得して、選手としてサッカーに参加したいんです！そしてもうひとつ……」

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0ch BBS 2007-01-24