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【松山の】キャプテン松山19【大冒険】


[442]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/24(日) 22:54:16 ID:???

>>441なんという邪悪顔! まさか……>>437からして南野さんなのか!?


A ありがたや! 話に乗る!


松山「ほ、本当に!? 家を建ててくれるのか!?」
霊夢「嘘吐いて何の意味もないでしょ」

松山は勢い込んで、新居への期待と興奮も露わに霊夢に確認を迫った。
先程までの不機嫌はどこへやら。 知らず伸ばした両手で霊夢の左手を取り、素直な感謝の言葉を繰り返す。
危険というのには実害の憂き目に遭ってないだけに、ピンとこないが……憚ることない実家を手に入れられるのだ。
主人の喜びに同調して、珍しくシャンハイが会話に割り込みを見せた。

シャンハイ「よかったですねっ光様! 霊夢様、ご配慮に感謝します!」
霊夢「あ、うん。それほどでもない」

松山の両手から、するっと左手を抜け出させてから……
そのことにさえ気付かずにわいわいと喜びあう松山と、シャンハイを見つつ、霊夢はぼやく。

霊夢「(こう喜ばれるのは満更でもないけど……)」

ともかく落成式も間近な神社に帰ったら、即、天子を捕まえて家屋を追加で建築させなければならない。
我侭天人娘にそれをさせるのは骨だろう。 主な説得交渉は舌ではなく弾になるであろうと容易に想像がつく。
それでも。 まだはしゃぐ松山達の喜声を耳に、「まーいいか」と、霊夢は少しだけ口元を緩ませた。



0ch BBS 2007-01-24