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【松山の】キャプテン松山19【大冒険】


[610]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/01/29(金) 17:22:15 ID:???

DFとしてやっていくのを拒んだ妖精Bは、MFの練習を重視した。
宵闇時代でもそうだったのか、ルーミアへのパス出しに迷いがなく、松山と役交代しながら練習を重ねる。
その結果、どちらとも成果は出たのだが……逆に松山は……

松山「(駄目だ! 全然感覚が戻らない……一朝一夕じゃ駄目なのか)」

焦りがフォームや判断力を乱してパス技術が一向に上がらない。
逆にパスカットは、妖精Bとちょうど良いレベルだったのが幸いしてか、それなりに勘は取り戻せたが……

松山「(個人練習もやっていかないと……体が二つあれば)」

やきもきする松山。そこで聴こえたネットを揺らす快音に目を向けると、ルーミアが見る見る上達する姿が映った。
練習とはいえ、気持ちよくシュートを決める姿は楽しそうで、じきに自信に転化する気配を見せていた。

松山「(基本の能力が練習前よりも格段に上がった? もう少し練習積めば点取り屋として期待できるかも!)」

特に低いセンタリングに強い。ワンタッチで放ったボレーシュートは名無しGK相手なら軽々と決められそうだ。
ルーミアの成長幅に驚きながら、松山はそろそろ一息入れて二人に休憩を取ろうと提案した。
ベンチに腰掛けルーミアと妖精Bは、宵闇店長の持たせてくれたスポーツドリンクをサックから取り出した。

ルーミア「これが元気の源なの〜。キャプテンのもあるよ!」
松山「あ、サンキュ! (美味しい……煙草の匂いなんて嗅ぎ取れないけどなぁ。さて休んでる間に……)」



0ch BBS 2007-01-24