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【松山の】キャプテン松山19【大冒険】


[779]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/03(水) 17:23:26 ID:???

魔理沙のぼやいた疑問に答えたのは、当時に居合わせた直の本人で、紅魔館のメイド長の十六夜咲夜だった。
いつもより瀟洒率3割増し。主人の顔に泥を塗ってはならないそんな気迫がメイド長の振る舞いを更に洗練させている
彼女は出席者、特に亡霊姫の憑くテーブルに追加の料理皿を運んだ後に、厨房へ向かう途中魔理沙の台詞を拾ったのだ
そして続けてもう一人……幻想郷の稀有な人間達が一箇所に集まるのを発見し、近づいてくる小柄な影。

レミリア「何だ……あのキャプテンは来てないの?」

紅魔の主人の歩く先、妨げになるのを恐れて参加者が割れる。
畏まる咲夜の背後で、霊夢が「レミリア」と名を呼び……
一方で魔理沙は、帽子を目深に被って、「他見てくるぜ、じゃーな」とあっさり離れた。
対極的な対応に、特に口に何か出したりせず、レミリアは霊夢と、若干目線を下げた咲夜の元へと歩む。

咲夜「申し訳ありませんお嬢様」
レミリア「いいわよ別に。第一、招待状なんてなくとも来たいなら推して参るものでしょう?
      霊夢や白黒だっていっつも招待なしでも勝手に混ざってくるじゃない」
霊夢「これだけ集まってて料理もあるならいいでしょ別に」
レミリア「ああ。でも残念には違いないか。彼とは一度腹を割って話してみたいと思ったのだけど。
      別の意味で腹を割る前に、アイツとも狼藉は我慢して聞いてやってもよかったかもね」

咲夜が柳眉をピクッと震わさせ、霊夢は何も言わず、このパーティーではここにしかない、ほうじ茶を啜る。
パーティーの陽気さ故か、既に終わった事として捉えてるのか、過去の助っ人を少し懐かしむ口調で述べたレミリア。
そこへ、またも近寄る気配があった。 複数。 団体だ。 先に気付いて咲夜が頭を下げる動作をする。



0ch BBS 2007-01-24