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【教え子に】城山正の挑戦16【教えられ】


[717]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/09(火) 01:19:42 ID:SWgi4fLo
師匠「監督!かーんとーく!」
エロ「……へんじがない。ただのしかばねのようだ」
城山「……勝手に殺すな。まだ生きとるわ」

つぶれた蛙のようになりながら城山が声を絞り出す。
さきほど大津波に対してバリアを使用したことによって体力を使いきり這い蹲っていたのだった。
秋津姫が砂浜ではなく少し離れた歩道に飛ばしたのは配慮なのか単にいじわるなのか。城山には判断しかねた。

美津乃「仕方ないなぁ。車回してくるからちょっと待ってて」

惨状を見かねた美津乃が駐車場へ走る。
ほどなくスカイハイヤーのエンジン音よりもけたたましい音が聞こえ、
それが段々近づいて来ると、ひときわ大きな音と長いブレーキ跡を引いて城山の鼻先にマーチは停まった。

城山(こ、怖えっ。トドメをさされるかと思った)
美津乃「んじゃあ、ちゃっちゃと後ろに積んで」

ロックを外しながら運転席から美津乃が声をかける。
その声に島崎、飯塚、メロン、宮原のSCでも力自慢たちが城山の手足を一本づつ持ち抱えあげる。
なんとも無様な姿でマーチの後部座席に放り込まれる。雑な仕事をされたので痛む肩をさらに痛めてしまう。

城山「おごっ!お前ら監督はもうちょっと大切に……」
美津乃「しゃべってると舌噛むよ。んじゃみんなまた後でね!」

運転席から子供達に合図を送るとアクセルをベタ踏む。
あっと言う間にマーチは見えなくなった。

師匠「オレ達も行くぞ」

マーチの後を追ってSCも一路病院を目指した。


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0ch BBS 2007-01-24