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【教え子に】城山正の挑戦16【教えられ】


[718]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/09(火) 01:21:28 ID:SWgi4fLo
看護婦「また城山さんですか」

さきほど送り出したはずなのにもう戻ってきたブーメランのような患者を見て看護婦は眉をしかめた。

美津乃「すませんねぇ。つける薬がなくって。多分死んでも治らない不治の病なので頭以外の治療をお願いします」
城山「……ひでえ」

疲労困憊なので文句を言おうにも力が入らないので城山はぐったりと診察用のベッドに横たわっていた。
医師による簡単な診察によれば疲労と日射病のようなものだから点滴でもうっておけば大丈夫ということなので
外来用のベッドに移動しておとなしく点滴をうける。
最初は物珍しさから点滴が落ちるのを一滴一滴見ていた美津乃だったがやがて飽きたのか

美津乃「なんか飲み物とか買って来るね」

と出て行ってしまった。
うつらうつらしながら針の刺さっていないほうの手を軽く上げ承諾の意を表す城山。

階段を下りていくと待合室の一角をSCの面々が占拠しており、美津乃に気がついた子供達が声をかけてくる。

村川「あ、お姉さん。監督どうでした?」
美津乃「残念だけどお医者さんでも治んないって」
村川「え゛っ!?」
美津乃「頭はね。体のほうは点滴一発だって。今上で寝てるよ」

悪戯っぽい笑みを浮かべる美津乃。
一瞬硬直した子供達も冗談だとわかると硬くした身体から緊張を解いた。

美津乃「おいで。喉渇いたっしょ。あっちの自販機コーナーでおごったげるよ」

ぞろぞろと2ダースを超える人間が動くさまはプチ民族大移動である。


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0ch BBS 2007-01-24