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【教え子に】城山正の挑戦16【教えられ】


[741]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/03/11(木) 02:20:42 ID:EN4+biWI
救急救命をやっているだけあってヴァルハラの対応は早かった。
ありとあらゆる蘇生措置を行い神田を三途の川から引き上げる。
死人も治すというのはどうやら本当らしい。
ただし夏のインターハイは絶望的だろう。ボクサー生命も、いや命があっただけもうけものかもしれないが。

そしてSC一行は面倒を避けるため城山の病室に逃げ込んでいた。
総勢29名がひしめく病室は満員電車のようになり人いきれでむせっかえるほどだった。

瀬名「大変!監督の脈拍が360、血圧は400、体温なんと90度です!」
城山「……どこの死に掛けのセブンだよ。だいたいどうやって体温を90度まで計った」

さすがに寝てもいられなくなり背中に枕をはさんで半身を起こしている城山。
ベッドの足のほうには瀬名をはじめ女子達が登って座っている。

美津乃「まだ点滴終わんないの?ぎゅーってしていい?コレ」
城山「やめてくれ。点滴にターボかけんでくれ。
    ん?白瀬どうした?」

病室に来てから一言も口を開かない白瀬に話を振る。

白瀬「……あ、ごめん。コレさっきの神田君が飲んでたものみたいなの」

見つめていた『おでんのつゆ』の缶を軽く掲げてみせる。

城山「オレを襲ったスコップの兄ちゃんも飲んでたなソレ」
白瀬「……やっぱり」

それを見て子供達も海岸での記憶を掘り起こされる。

矢島「さっき掃除が終わった時に配られたジュースの中にもあったよ。それ」
飯塚「珍しいから飲もうかと思ったんだよなそれ」


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