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【教え子に】城山正の挑戦16【教えられ】
[873]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2010/03/26(金) 02:04:30 ID:qy34Fcv+
たどりついたアパートの前で城山は逡巡していた。
缶に書かれていた住所は確かにここであり、門扉にもメトロン荘と書かれていた。
工場じゃないにしてもなにがしかの関係のある施設であるのは間違いない。
城山「でもどうしたもんかな」
白瀬には工場の調査としか聞いていなかったので、いざ見つけてもなにをどうしてよいやらさっぱりだ。
城山「とりあえず様子だけでも……」
アパートの周りをぐるりと回ってみるが2階建て4部屋の建物だあっという間にスタート地点に戻ってくる。
中の様子はわからない。ただ人の気配だけはしない、ような気がする。
城山「つってもカーテンも閉まってて中なんかわかんねーなー」
なんの反応もないことに少しずつ気も大きくなっていき、玄関まで行ってみようと腹をくくる。
抜き足差し足で向かう後姿は完全な不審者である。少なくとも職務質問、悪ければちょっと署までとしょっ引かれる所だ。
ここが異空間でプレデター婦警さんがパトロールしていないのが幸いだった。いやこの場合不幸でもあるが。
1階の2部屋には表札も出ておらず新聞受けにもガムテープが張られていたため無尽と判断。
意を決して2階へと進んでいく。
手前の部屋は1階の2部屋と同じく表札なし、ガムテープだった。
城山(最後の部屋か……おっ!電気のメーターが勢いよく回ってる。中に誰かいる証拠だ。ってさんまの名探偵でやってた)
出典の怪しい知識を元に二回の奥の部屋の前で様子を伺う。
しかし扉の奥からはなんの音も聞こえてこない。
城山(そーっと、そーっと)
新聞受けを指で押し上げ部屋の中をうかがう。
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0ch BBS 2007-01-24