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【反町一樹の】幻想のポイズン25【憂鬱】
[745]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/01/26(火) 00:20:01 ID:???
>A.「ああ、何だ話って?」 椛の話を聞く
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別段、急ぎの用件なども無い。
椛から話があるというのなら、ここで聞いておくのも悪く無いだろうと判断し。
反町は椛の対面に座り、聞く姿勢を取る。
一方で椛はそんな反町を見て何時になく真剣な表情を浮かべ……背筋を伸ばし、きりりと眼差しを反町に向け。
両手を膝の上に乗せながら、座礼を一つしてから小さくその口を開いた。
椛「……今週一杯で、このチームを辞めようと思うんス」
反町「……え? え、ええええっ!?」
椛「…………」
昨夜のにとりや静葉と同様、思わず驚き叫んでしまう反町。
そんな反町を椛は冷静に見守りつつ、反町が落ち着くのを待ち……やがてぽつりぽつりと語りだした。
椛「順を追って説明するッス。 ……実はつい最近、余所のチームから勧誘を受けたんスよ」
反町「か、勧誘?」
椛「そうッス。 チームに入らないかって誘われたんス」
反町「……それで、そのチームに移籍するのか?」
反町の問いに、強く頷き肯定を示す椛。
一方で反町は、椛のいきなりの脱退宣言に思わず頭を抱えるが……。
一体どうして移籍をする気になったのか、という事について詳しく聞きだそうとした。
椛「どうして、といわれれば……やっぱり、自分の力不足が原因ッス」
反町「力不足?」
椛「ッス。 現状、自分はベンチウォーマーッス。 はっきり言って、いてもいなくても差し支えない状態ッス。
それなら、ここにいるよりは他に自分を必要としてくれるチームに行った方が……。
まだ自分にとってもいいッスし、そのチームにとってもいいんじゃねーかと思ったんス」
反町「……そうか」
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0ch BBS 2007-01-24