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【反町一樹の】幻想のポイズン25【憂鬱】
[926]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/01/28(木) 23:00:21 ID:???
競争率が激しいDFの枠の中、椛がオータムスカイズで活躍出来る機会は少ない。
ならば椛を必要としてくれているほかのチームに移籍した方が……。
椛にとっても、そのチームにとっても円満な事である。
オータムスカイズの一同としては甚だ不本意ではあるし、出来る事ならばとめたいが……。
それでも、椛にとってどちらの道がよりよい道なのか。
そして、椛がどちらを選んだのかは既にわかりきっている。
妹紅「ねぇ、何とか考え直そうよ! 実力ならこれからつけていけばいいんだし……」
静葉「やめなさい、妹紅。 ……椛がもう、決めた事よ」
妹紅「う……」
唯一、しつこく食い下がる妹紅だったが……。
静葉に止められ、渋々といった様子でそれ以上の言葉を吐くのをやめるのだった。
椛は静葉を見て小さく頭を垂れつつ……もう一度その口を開く。
椛「あまりお役には立てなかったッスが、元々自分はキャプテン・それに静葉達の手伝いとしてチームに入ったまでッス。
もう大勢のチームメイトがいるッスし、自分がいなくなっても大差ないッス。
自分も新天地じゃ頑張るッスから、皆も気にせず頑張って欲しいッス。
皆なら、きっと幻想郷で一番のチームになれるッスから」
妹紅「うぅ……寂しくなるよ……」
幽香(大勢のチームメイト……ね)
ともかく、椛の意思が硬い事。それを何よりも椛が望んでいる事があり。
一同は引き止めたい思いを殺しつつ、椛の離脱を了承。
すぐに穣子、チルノ、そして当の椛が暗くなりかけた雰囲気を盛り上げ。
そのまま食事は続けられるのだが……。
幽香は何やら考え事をしている様子で、あまり箸も動いていないようだった。
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0ch BBS 2007-01-24