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【因縁の】キャプテン正美4【闘い】
[214]森崎名無しさん:2010/02/11(木) 02:01:43 ID:/HAd0RJo
A
[215]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq.
:2010/02/12(金) 20:57:01 ID:???
>>213
乙感謝でございます。
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>A これでよい。
坂本先生(うん…これでいきましょう)
そう意を決するとポジションを発表していく坂本先生。
・
・
・
場面は変わって修哲のミーティングルーム。
修哲情報班「…というわけでこれがここまでの南葛の布陣です。
試合によってすこし変える場合もあるようですが、大きく変わることはないでしょう」
省3
[216]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq.
:2010/02/12(金) 20:58:02 ID:???
修哲監督「よし、皆、南葛の資料には目を通したな?」
修哲イレブン「はい!」
修哲監督「うむ。I番の山森が試合によって前後したりするが、南葛の基本は資料のとおり3−5−2だ。
山森が守備的に来るなら無理せずサイドを使えばいいし、
攻撃的に来るなら他のMFの守備力は高くない、中央から攻めればよかろう。
そのあたりの判断は井沢、お前に任す」
井沢「はい!」
答えたのは長い髪に端正な顔立ち。MFの井沢あゆみだ。
省8
[217]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq.
:2010/02/12(金) 21:00:26 ID:???
修哲監督「さて、南葛の攻撃だが…、注意すべきはI番、J番、F番の三人だな。
くしくも修哲と似たパターンを持っている。南葛の右サイドアタックだが…」
修哲の右サイドアタッカーである滝が目を光らせた。
この少女は滝の妹、滝二三(ふみ)。
齧歯類の小動物を思わせる愛らしい顔つき。雰囲気だけでなく動作も俊敏である。
右サイドアタックを得意とするウイングだ。
修哲監督「左サイドMFの天満があたれ。常に滝の相手をしているお前だ、問題はなかろう?」
天満「はい!」
省21
[218]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq.
:2010/02/12(金) 21:03:05 ID:???
修哲監督「南葛の左サイドアタックは…E番の片桐なら問題ない。H魚住も身長は高いが、でかいだけだ。
こいつらの対応は特にない。通常どおりのディフェンスで十分だ。
あとはG番のドリブル突破、B番のシュートか…」
来生「ドリブル突破だって?ボクとどっちが上?」
癖のある髪をショートにし、くるくる回る大きな目を持つこの少女は来生あい。
意外にメカや機械に強い。情報班のひとりでもある。
夜な夜なレオタードを着て、怪盗稼業に身をやつしているかどうかは不明である。
省34
[219]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq.
:2010/02/12(金) 21:07:32 ID:???
場面はふたたび変わり、ミーティングが終わったばかりの南葛中へ移動する。
解散となり、正美はみんなと別れ、いつもの通学路を歩き、いつもと同じ曲がり角を折れる。
??(こちらではない…そなたには行くべき場所がある…)
正美「えっ!?」
神社のときと同様、頭に電流が流れるような感覚があり、周りを見渡すが誰もいない。
でもなんだか今日だけは逆を行ったほうがいい気がする。
正美(べつにちょっと遠回りしても…)
省27
[220]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq.
:2010/02/12(金) 21:10:12 ID:Dj+x1KkM
正吾「ちょっとボール蹴らないか?」
正美「うん!」
荷物を置いて準備を終えると、さっそく正吾が正美にパスを送ってきた。
正確に正美の足元へとボールが届く。
正美「よーしっ!」
正美がサッカーをしているのも、究極的には、正吾とボールを蹴りあうためだといえる。
だから、小学生のころから数え切れぬほどパス練習をした。
正確に正吾にボールを届けるために。
正吾とのボールのやりとりを一回でも無駄にしないために。
省21
[221]森崎名無しさん:2010/02/12(金) 21:15:01 ID:???
正吾との連携→
スペード5
[222]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq.
:2010/02/12(金) 22:46:04 ID:???
正吾との連携→ スペード5=ハート・スペード→「以心伝心」と言えるほどに。
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そう、「以心伝心」と言えるほどに。
正吾「どうした、正美?何か悩みごとかい?」
正吾の心がなんとなくわかるということは、正吾に正美の心がどことなく伝わってしまうということでもある。
正美「うん…」
正吾「そうか。好きな男の子でもできたのかい?」
正美「ちが…っ!そんなんじゃないよっ!」
省7
[223]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq.
:2010/02/12(金) 22:48:13 ID:???
正美「じつはね、前の試合はぜんぜんうまくプレイできなかったの。
一回戦でヘマしちゃったから、こんどはヘマしないつもりだったのに」
正吾「それで、へこんでるわけかい」
正美「うん…わたしはキャプテンなんだから、がんばらなきゃいけないのに」
正吾「いいんじゃないか、それで」
正美「えっ?」
正吾「俺だって、それどころか森崎さんや翼さんだってヘマはしたさ。ヘマしないプレイヤーなんていない」
正美「お兄ちゃんも?」
省14
[224]キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq.
:2010/02/12(金) 22:52:45 ID:???
正吾「率先して失敗してあげる…っていうのも変だけど、正美はみんなが安心して失敗できるようにしてあげればいい。
誰かが失敗してしまっても、正美がカバーすることを信じてもらえれば、
みんなは失敗を恐れない積極的なプレイができるだろうし、
正美が積極的にプレイをしていれば、みんなを信じてプレイしてるってことがきっと伝わるさ」
正美「…」
正吾「どうだい?正美のチームメイトにも、プレイが変わってきたコがいるんじゃないか?」
省43
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0ch BBS 2007-01-24