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【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】


[286]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/05(金) 15:10:14 ID:???
>紅葉vs豊穣→ ダイヤA =静葉「……ここまでにしましょう」 根負けしたとばかりに静葉さんが溜息を吐いた
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穣子「……は?」

数十秒間の睨み合いの後、不意に静葉から漏れたのはこの話し合いを打ち切ろうという言葉だった。
物憂げに溜息を吐きつつ、俯きながらも微笑を携えている静葉。
一方で穣子は当然とし、にとりや橙といった者達も唖然とした様子でそんな静葉を見つめている。
それもその筈、静葉がその言葉を口にするという事は、即ち静葉が幽香を認めたというのと同義。
あそこまで頑なに幽香を拒絶していた静葉に一体どのような心境があったのかと思わず問いかけようとするが……。
しかし、それよりも先に静葉は口を開こうとするにとり達を押さえ。
笑みを浮かべたまま、幽香へと視線を向けつつ頭を下げる。

幽香「………………」
妹紅「静葉! わかってくれたんだね!」

相変わらず、腕を組んだまま睨みつけるようにして静葉を見やる幽香。
そして、静葉がようやく折れたとあって歓喜の声を上げる妹紅。
それを受けて静葉はしかし笑みを変える事なく、ただただ妹紅の言葉に頷いている。

静葉「一樹君の言う事、穣子の言う事もわかったわ。
   ……これ以上話し合いを続けても意味が無いと思うし、もう時間も遅いし。
   ここまでにしたいと思うのだけれど、どう?」
反町(う……ど、どうしよう?)

意外な程にあっさりと、理解をしてくれたという静葉。
だが、反町や穣子としてはやや拍子抜けであり、何か裏があるのではと勘ぐってしまう。

反町(でも、本当に納得してくれたのかもしれないし……下手に引き伸ばすよりはここで終わっておくのがいいのか?
   どうすればいいんだろう……)


0ch BBS 2007-01-24