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【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】


[537]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/07(日) 20:34:35 ID:???
>C.「にとり、何かいい知恵は無いか?」 ロボといえば河童だろ!
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その反町の言葉に、ハッとする一同。
そう、ロボと言えば機械。機械といえば河童。
このオータムスカイズには自称幻想郷一の科学力を有すると豪語する河童――河城にとりがいるのである。
縋るような思いでにとりに目線を一同が向けると、にとりは腕を組んだまま。
目深に被っていた帽子で誰とも目をあわさぬまま……くくく、と笑い始める。

妖精1「……河童?」
にとり「くくく……ふふふ……かーっぱっぱっぱっぱっぱァァァッ!!
    いいよ反町! よくぞこの幻想郷一の科学者、最強のエンジニア河城にとりを思い出してくれた!
    河童のォ! 科学はァ!! 世界一ィィィィィッ!!」
反町「に、にとり?」

何か悪い病気なのではないかと疑ってしまう程の勢いで狂ったように笑い声を上げるにとり。
しかし、にとりはそんな視線などお構いなしとばかりにリュックを地面に下ろすと同時。
封を開き、中から何かのスイッチを取り出して掲げる。

にとり「こんな事もあろうかとォ! このにとり様は巨大ロボを建設していたのさァ!
    ふっふっふ、こんな事もあろうかと! こんな事も! あろうかとォォォッ!!」
反町「な、なんだってー!?」
にとり「さぁ、聞いて驚け! 見てもっと驚け! GO!」

一同が驚く中でポチリ、とスイッチを押すにとり。
すると、不意に遠く――霧の湖の方角から、何か巨大なものが動き出す音が再び聞こえてくる。
一体何事か、すわ新たな敵かと身構える反町達の前に現れたのは……。
音速をも超えているのではないかという勢いで迫ってきた、3つの戦闘機であった。


0ch BBS 2007-01-24