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【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】


[586]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/08(月) 11:37:30 ID:???
メディスン「あっ、ゆ、幽香! 幽香!!」
幽香「この私があの程度の攻撃で死ぬ訳ないでしょう。 蚊が刺したようなもんよ」
にとり「あああ……科学がぁ……科学がぁ……」

そう、幽香は生きていた。
バスターライフルの直撃を受けても、ピンピンとしていた。
むしろ刺激を受けてようやく本調子が出てきたところだというくらいに元気だった。
まるでダメージは無かった。科学の敗北が決定した瞬間だった。

メディスン「大丈夫だったのね、幽香!?」
幽香「ええ、勿論よ。 土煙が晴れた場所にいなくて驚いた? ごめんなさいね、メディスン。
   でも、これは必要なことだったのよ……」
メディスン「どうして?」
幽香「ふふふ……決まってるじゃない」

腕を組み、カッパーロボの肩に乗りながら不適な笑みを浮かべてウニュングガソダムを見つめる幽香。
犬歯を見せながら、獲物を狙うかのような目を光らせつつ次の言葉を吐いた。

幽香「"勝った"と一度思わせておいて、実はまるで効いてませんでした。
   ダメージなんて皆無です、あなたの苦労は全て徒労ですって言うの……最高に気持ちいいでしょう?」
リグル「さ、流石幽香だ! 私達に出来ない事を平然とやってのける!」
メディスン「そこに痺れる! 憧れるぅっ!」

もっと褒めなさいと言いたげな表情をしながら、うんうんと頷く幽香。
そんな中、生きていた幽香をぽかんと見つめていたお子様以外組の中で唯一幽香に最も理解のあるレティは。
幽香の姿を見ながら、ただ一言……ただ一言だけ、大声で叫んだ。

レティ「なんで全裸なのよっ!?」


0ch BBS 2007-01-24