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【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】


[683]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/09(火) 18:06:31 ID:???
一方、フィールドの端の部分ではリリーBと穣子がワンツーパスをし。
それに対してリグル、チルノ、レティ、妹紅がそれぞれカットに行くという練習を行っていた。
現状のままではレギュラーを狙えないと考えていた穣子はオフェンス方面でどうにか才能が開花しないかと思いつつ練習し。
リリーBも何とか目立つ為に、と懸命にそれに続く。
だが、一朝一夕でそう上手くなる筈もなく少なからず成果はあったものの飛躍的に伸びたとは言い難い。
それに付き合う形になったリグル達も当然ながらそう大した成果を残せる筈もなく。
チルノが少しパスカットの勘を培えただけであった。

リグル(うーん……最近調子悪いなぁ。 エースとしては、何でも出来るプレイヤーじゃないといけないのに……)
穣子(やばいわ……現状じゃヒューイにも妹紅にもメディスンにもここという場所で勝てると言い張れる武器が無い。
   パスカットってだけじゃ地味すぎるわよね……本当にどうしたもんかしら)
チルノ「あたいってば、さいきょーね!」

そして、フィールド中央部ではリリーWとヒューイがドリブル。
反町と妖精1がそれに向けてタックルに行き、ボールを奪うという練習をしていた。
この練習において飛躍的に実力を向上させたのは、何と反町とリリーWの二人。
ヒューイには及ばないものの切れ味鋭いタックルを反町は見せ。
リリーWもまた、軽やかなステップでドリブルをしてみせる。

ズギャアアッ!

反町「ハッ!」
ヒューイ「うわあっ!?」

愛弟子ヒューイの持っていたボールを奪い取り、そのままボールをキープ。
この動きは、試合でも使えるかもしれない。


0ch BBS 2007-01-24