※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】


[848]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/12(金) 14:09:02 ID:???
>椛、最後の忠告→ クラブ6 =椛「次に戦うときは、自分達が勝つッス。 絶対に勝つッス」
=====================================================================================
内心で、にとりに対して劣等感とライバル心とを抱いていた椛。
しかし、その実力差は如何ともし難く――にとりは全試合でレギュラーで活躍する程の選手だというのに。
椛はといえば、チルノ達のスタミナが切れた時に起用されるかどうかというサブメンバー。
その格差は日を増す毎に明確になっていっていたのだが……。
チーム移籍を機に、次に戦うときこそ新たな自分のチームが勝ってみせると強く宣言する。

椛「そして、自分もにとりに負けないッス。 最高のDFを目指すッスよ!」
にとり「うん……。 ……なぁに、私だって負けないさ!
    っていうか椛、うちに勝つって事は椛が反町のポイゾナスドライブとか止めるって事だよ?」
椛「……ぶっちゃけ夢また夢みたいな話ッスけど、努力ッス! それじゃあ、ここで!」

最後に力強くハイタッチをしてから、家を出て行く椛。
飛び上がり妖怪の山方面へと向かう椛の背中を見送りつつ、にとりは痺れる手を握り締め……。
次に会う時は敵として立ちはだかるだろう椛に対し、思いを馳せるのだった。

にとり(……次に会う時は敵だ。 ……油断はしないよ、椛)

椛「…………」

一方、オータムスカイズを出た椛もまたにとりとハイタッチを交わした手を握り締めつつ。
歯を食い縛り、瞳に闘志をギラギラと燃やしながら空を飛ぶ。
その表情からは憂いや哀しみというものは無く、ただオータムスカイズに勝ってやるという強い意志だけがあるのみ。
抜き身の刀のように殺気を漲らせるそんな椛に、しかし一人の少女が声をかけてきた。
果たしてその少女とは……。


0ch BBS 2007-01-24