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【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】


[904]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/12(金) 18:23:41 ID:???
妖夢「ああ、美味しいですね。 ほのぼのしてしまいます」

久しぶりに心が休まる、今いるチームがチームだから……と愚痴を呟きそうになっているのは白玉楼の庭師。
この5人の中でも上背は特に小さく、とても幼く見える半人前剣士。
半分幽霊な俊足FW、魂魄妖夢。

妖怪ばかりがやたらと目立つ幻想郷、そして幻想郷サッカーにおいて。
人間というものは数少なく、それ故妙な親近感をお互いに抱いているのがこの5人。
仲がいいというよりは悪友という関係なのだが、それはさておき。
ともかく、一応は交友関係があるというのがこの5人の関係である。
その5人がそれぞれ雁首を並べているのは、無論、昨日八雲紫が反町に通達をしたオールスター戦について話し合いをする為である。
といって、別に全員が全員顔を合わせて真面目に話をしようとしていた訳ではない。

否、生真面目な性格をした妖夢と早苗は霊夢と一度話をしておこうとこの神社に赴いてきたのであるが……。
魔理沙は単にこの神社に暇つぶしに遊びに来ただけであり。
また、咲夜はレミリアが以前この神社に来た時に忘れてしまった忘れ物を取りに来ただけ。
そこで運良く5人が鉢合わせをし、妖夢と早苗が多少強引に明後日に控えたオールスター戦について話し合おうと誘ったのである。

魔理沙「でも、話し合いなんて言ったって何も無いぜ? どうせ戦術ったって決まってるんだ」

煎餅をバキリバキリと音を立てながら食べる魔理沙。
そのまま手を動かして、煎餅を飲み込んでから明後日のチームの動きを説明する。

魔理沙「結局の所、早苗と咲夜が相手を止めて、霊夢と妖夢が運んで、私が決める。
    それだけだろ? 改めて話をするような事じゃないぜ」
早苗「そ、そんな無茶苦茶な……サッカーは5人で出来るものじゃないですよ。常識的に考えて」
魔理沙「あー。 まあ、そうだな。 妹紅と慧音もいたか、あいつらを忘れてた」
早苗「そ、そういう事でも無いですよ魔理沙さん」
魔理沙「いや、だって全然知らんし。 ここに乗ってる連中の名前」


0ch BBS 2007-01-24