※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【前回休載】幻想のポイズン26【幻想の軽業師】


[916]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/12(金) 18:52:38 ID:???
口の中で、小さくお嬢様はそれでも負けないけれどと呟く咲夜。
しかし、咲夜自身にもわかっていた。
大会中はそうであっても、あれから既に一週間が経過している状態。
ここまでに反町が練習していない筈もなく、それならばレミリアを抜いている可能性もあるという事に。

霊夢「要するにシュートしか出来ないけど、そのシュートだけが馬鹿高いって訳ね……訳わかんないわ。
   ロングシュートぽんぽん撃つって事?」
咲夜「彼の所属するチームは殆どが名有りの選手揃い。
   だからこそ、彼はシュートに集中が出来るって所ね……これで普通のチームにいてくれれば楽なのに」
霊夢「ふぅん……そういえば、幽香もそこにいるのよね」
妖夢「予め言っておきます。 オータムスカイズはめちゃめちゃ強いです。 半端無いです」

二度も戦っている妖夢の言葉は重く、早苗もそれに対してコクコク頷き同意を示す。
ゴールキーパーとして戦った早苗にしても、反町のシュートはとてつもない脅威だったのだ。

咲夜「正直、あれ以上シュートが上手くなったら誰にも止められないでしょうね。
   まあ、ここで魔理沙が注意を払わなくて結果的には良かったんじゃない?」
妖夢「どうして?」
咲夜「あいつの事だから、どうせ対抗意識燃やしてシュート特化に目覚めるに決まってるもの。
   そうすればシュート・ブロックインフレの波が幻想郷にやってくるわ。
   サッカーという概念が根本から崩れてしまいかねない」
霊夢「同感ね」

魔理沙と反町が二人揃ってシュート特化になれば、当然レミリアもそれに対抗しシュートを練習。
そして、最終的にはこぞって幻想郷中のFW、MFがシュートばかりを鍛え。
DF、GKはブロックとセービング技術ばかりを鍛えるようになってしまうだろう。
そうなればそれはサッカーではなく、もはやただの打ち合いのスポーツとなってしまう。

霊夢(まあ、実際この目で見てから判断しましょ。 本当にそこまでシュートが強いのかどうか、見てみないとね)


0ch BBS 2007-01-24