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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】


[234]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/11(木) 22:12:24 ID:???

不思議な道具店の○サロさん →  ダイヤQ
ダイヤ→「貴様は運がいい。【守りのルビー】を与えよう」


隔絶的な雰囲気を漂わせ、会話も全く弾む見込みのない松山と銀髪の青年。
じっと耐えて、松山が答えを待ってると……。
それまでと、意味合いが違う風に見える視線を、青年が送っていた。

???「貴様……よくよく見れば、フフ、面白いな」
松山「(……はぁ?)」
???「その髪の色もだが、瞳の底の暗さが気に入った。
   これまで、人間の中でも魔物の中でも虐げられてきたのではないか?
   痛みに鈍い面をしているが、無数の傷が透けて見える様だぞ」
松山「……!?」

目を剥く松山の反応に、更に愉快そうに低く笑って、青年はおもむろに懐から美しい真紅の宝石を出して見せた。

???「地底に行くなら、これを持っていけ。
   ガスやそこらの瘴気など、この【守りのルビー】があれば恐るるに足らん。
   フッ、まぁ……貴様が気をつけねばならんのは、ガスなどよりよほど厄介な人の思いだろうがな」

そう言った青年の瞳には、先程までとは別の若干の理解の色が浮かんでいた。
一体自分のどこに理解や近いものを見出したのか解らない松山だが、ガスの対策になると知ってルビーを受け取る。
クックと青年は、糸のように目を細めた。

???「後一回、会話に付き合ってやろう。 この私が人間と長く面するなど稀なのだぞ。喜ぶがいい」
松山「……。(何だこの疲れようは……このまま話してていいんだろうか)」



0ch BBS 2007-01-24