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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】


[256]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/12(金) 00:09:22 ID:???

松山に、繕うことすらせず仲間意識はないと断言してから、青年は自らの目的について続ける。
松山は驚いた。話に上ったロザリアについて話す時の、青年の優しげな瞳を見て、だ。

???「この世界にも、ロザリアと同じ境遇の輩がいる……その可能性だけでも捨ておくわけにはいかん。
   その者と会い、私がどれ程彼女を想い、犠牲にどれほど憤怒したか、ロザリアの涙に救われたかを話した上で。
   こちらの誠意を受け取ってもらおうと……些かお喋りが過ぎたな」
松山「そうなのか……その気持ち、わかってもらえるといいな」

無表情、無関心の仮面の下に、誰かを想う気持ちを少しだけ垣間見せた青年に、僅かばかり共感しつつ……
松山は、大切な目的二つの内、ガス対策と用心棒を雇うことが上手くいったのに、心中で快哉を上げる。

松山「(よし、第一目標も第二目標もクリアだな!
    このことを早速、萃香さんや魔理沙さん達に話さなくちゃ! あ、これなら一週間待たずとも……)」

大きな前進に、予定を早めることも視野に入れた松山は、青年に自分の家ではなく博麗神社の場所を教えた。
自分の家の場所を、この青年に教えることに、奇妙な胸騒ぎが芽生えたからだった。

松山「この場所に、そうだな。明日来てくれないか? 会わせたい人達もいるしさ」
???「良かろう。そうだ、名前を聞いていなかったな。私はピルロだ(仮名です・実際の人物とは関係ありません)
   貴様は……マツヤマ・ヒカルか。ではマツヤマ。明日はくれぐれも待たせるではないぞ」

それに頷いて、松山はコルネットの店を後にした。



0ch BBS 2007-01-24