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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】


[529]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/17(水) 23:12:05 ID:???

A 守矢カップに参加することを伝える


松山が、強い意志を感じさせる声で皆の意識を集中させると、シンと辺りは静まった。
断続的に、隅の方からはサッカーに興じる里人のボールを蹴る音が響くが、それが逆に松山には心地よかった。
ルーミアと妖精達は一箇所に集まり、松山の正面でキャプテンの話を待っている。

松山「話というのは他でもない。
    近々……一ヶ月後の大会、守矢カップについてだ」

妖精達の顔つきが変わる。
CとDが顔を見合わせたり、Aは虎子の顔を窺ったり……
ルーミアと虎子は涼しい瞳で松山を見返していた。他より肝が据わってるのと……いつかはと想定してたのだろう。
松山は、一度声を出そうとして……自分の中に緊張を悟って、一拍控えて……そして、言った。

松山「みんな、よく聞いてくれ。
    俺たちトラウム・アドラーズは……守矢カップに出場する!!! そして――勝つ!!!!
    これがキャプテンとしての俺の意向だ! 皆もこれからそのつもりでますます頑張ってくれ……以上だ!!」

守矢カップ出場。
幻想郷の強豪チームが居並び、優勝を巡って競い合う大会。
勝つチームの理念に賛同したとはいえ、これまで細々とサッカー活動してきた妖精達は一様に慌てふためいてしまう。
それとは対照的に落ち着き払った様子なルーミアと虎子。宵闇の中心二人はそれぞれ、手を挙げ意見があると述べる。

松山「わかった。二人の意見を聞かせてくれ」



0ch BBS 2007-01-24