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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】
[558]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/02/18(木) 21:03:29 ID:???
それら一連の練習風景を見届けて……寝そべり姿勢なまま見ていた萃香が内心呟いた。
萃香「(あーやばいとこだった。あんまり光が出来るもんだから釣られちゃうとこだったじゃん。
力を奪われたって話だけど……これなら何の心配もないね。むしろ楽しみが増したってところか)」
満足した萃香は次に、練習開始前の発言や姿勢は気に入らぬが、ルーミア達の練習も見てやるかと視線を流した。
まずは、中盤に下がってパス出しをするルーミアに妖精Cが付き合い、左サイドでは虎子がドリブル練習している。
荒々しいドリブル突破に、タックル役を買って出た妖精Aは紙の様に飛ばされるばかり。
一人見当たらぬ妖精Dを探すと……松山とは反対側のゴールエリアでシュート練習に精を出していた。
だが。
萃香「……どいつもパッとしないねぇ。この調子のまま練習続けてたら一芸磨かせてもモノになるかどうだか」
全員、虎子のドリブルでさえも、この時点で到底、萃香のお眼鏡にかなうものではなかった。
練習場へ向かいながらで、松山の口から直接、みんな負けず嫌いでいい子達だよと聞かされてたが……
大会への意気込み、練習姿勢を見るあたり、威勢、気概、覇気……どれもが備わってるとは思えなかった。
萃香「(実力、精神両面共、弱小、中堅の域を出てないねぇ。
光、こいつらにいっちょまえのプライドと自信を植え付けるのは苦労するよ)」
現時点のトラウム・アドラーズとは、試合となれば松山と霊夢頼りのチーム。
少なくとも強敵と渡り合う戦力に数えるには頼りない。
そう評価を固め、結論を下した萃香はそこで、松山が練習終了だと大きく声を張り上げるのを聞いた。
メンバーが、和気藹々と話しながらベンチへ戻ってきた。
松山も、ベンチに腰掛けて宵闇精肉店のドリンクを飲み練習後の体を冷やしながら、皆の様子を見る。
松山「(練習も終わったし、チームのみんなと話でもしとくか。
地底に行ったら当分の間、一緒に練習できなくなるし、指示とかしとくにもそうチャンスはないしな)」
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0ch BBS 2007-01-24