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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】
[583]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/02/19(金) 17:54:16 ID:???
萃香という戦力を加えた運搬は、なんと一往復すら要らず片がついた。
ダンボール箱をシャンハイが、衣類や貴重な物は松山が、そして萃香が残り全てという分担に松山は反対したが。
聞く耳もたず、萃香は分身してとっとと運び出してしまうので、松山は慌ててついていく。
玄関から外に出ると、既に鬼娘の後姿は遠く、松山とシャンハイは荷沢山なことから徒歩でその後を追った。
練習後で疲れてただけに、結構堪えはしたが……妖怪の山向こうに日が落ちる頃までは新居に荷物を移せた。
松山「ふ〜……! や、やっと着いた……階段上りきつかった……」
萃香「ご苦労さん。だけど随分遅れたねぇ。男ならこの程度の荷物ひょいひょい運べるようならんと」
松山「無茶言わないでくれ……グヘェ」
とっくに到着してた萃香の出迎えを受けつつも、荷物を手放せた松山は潰れた蛙みたいな呻きを漏らす。
夏の暑さの中、神社の長い長い階段を上りきり、荷物を抱えてた肩や腕の筋肉はパンパンに張ってたので……
後は一つずつ運び込むのがやっとの有様。それでもシャンハイと操り上海の手があったので時間はかからなかったが。
松山「……」
落ち着いてから、部屋内を見回す。
前程の広さはないが、くつろげる畳張り。新しい生活空間に新鮮な感動を味わうことで疲れが紛らわされた。
萃香は「私ゃ神社に戻るから、用があったらおいで」と礼を伝える暇もなく去っていった。重労働後とは思えなかった。
松山「う、ぐ〜ぎぁ〜……明日は腕が上がらないかもな。後で風呂に入ってよくほぐそう……。
さ、さぁ……引越し初日の夜だが、何をし゛よ゛う゛か゛!!」
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0ch BBS 2007-01-24