【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】

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[594]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/02/19(金) 21:34:51 ID:???

【幻想郷・七月十日・早朝】～火曜日～

その日、松山の目覚めは、当然だったが腕に引き攣る痛みを伴った。

松山「うわぐひゃ……ッ！ (こ、こんな酷い筋肉痛久しぶり……だっ)」

無理もなかった。
幻想郷は閉じた世界だが、広い。前の家から、ここ博麗神社裏の新住居まで歩いての距離はとても離れている。
日ごろ鍛えぬいた松山でも、荷物抱えての徒歩は足を棒に、腕を鉛にし……今は筋肉痛に苛まれて当然だ。

松山「……気晴らしに散歩でも、え、シャンハイ水汲んでくれたの？」

にっこりと、手桶に水を用意してあると告げられ、ジーンとしつつ顔を洗い心身シャキッとさせる。
その後、家の裏の広場を散策するが……練習には十分な敷地でも、やはり設備が一切なし。
ランニングは可能でも、ゴールもない、センターラインすらも引かれてない為、練習内容は制限されそうだった。

松山「まぁ、その辺はおいおい考えていこう。
　　　今はこれだけの好条件を整えてくれた霊夢さん、萃香さんに感謝しなくちゃ」

引越しも終えた以上、何か手土産持参して霊夢や萃香に挨拶に行くのが礼儀というものだろう。
他にも……まだ病気の対策は定まっていないなど心配事はある。
朝の散歩を終えて、部屋まで戻った松山は、休日、まず朝の行動を考えることにした。

前次写

0ch BBS 2007-01-24