【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】

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[628]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/02/20(土) 17:15:53 ID:???

病気対策・霖之助編　→　クラブ6
クラブ→「すまないがお手上げ。他を当たってくれ」

霖之助から出た言葉もまた、松山の意に沿うものではなかった。
霖之助は知識も豊富で、再思の道から進んでの場所で、珍品拾ってきたりするが、病魔や類しては門外漢。
他のアドバイスも得られず、荒鷲はここでも、あえなく言葉の鉄砲玉で撃たれ終いになってしまった。

松山「(病気対策か……なんかたらい回しなうえ、堂々巡ってるな……)」

あちこちで対策を用意しようと頑張ってるに関わらず、一向に成果があがらないのは気疲れを招く。
粘り強さを信条にしてようとも、どこもかしこも駄目という現状に、松山も知らず疲れを抱きはじめていた。

松山「(もういっそのこと、魔理沙さんのお守りだけ持って行けばいいかな？
　　　大体、土蜘蛛って妖怪がそこまで怖かったりするとは限らないし、話せばわかるタイプかもしれないし)」

そこまで考えて、松山は彼女のことを思い出した。
幻想郷の妖怪らしい妖怪。フラワーマスターと異名をとる大妖怪・風見幽香のことを。
また練習後での阿求の言葉も浮かんだ。話せばわかると言っても、先に襲われる可能性がないと誰が言い切れるのか。
彼我の理解が足らなければ、先制武力行使されても不思議はない。松山はそこで声をかけられ意識を戻された。

霖之助「気落ちしてるみたいだけど、他に買うものはないかい？
　　　　僕はここで本を読んでるから、好きなだけ見て行ってくれていいよ」
松山「ああ、その。(ここで買うものか。外の日用品は欲しいけど、電化製品は使えないし……？)」

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0ch BBS 2007-01-24