【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】

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[636]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/02/20(土) 19:31:39 ID:???

Ａ　お土産に良さそうなものを見繕ってもらう

松山は、霊夢と旧知かつ先代の巫女とも関わりがあるのだという店主の知恵をもう一度頼ることにした。
今度は病気の件ではなく、引っ越してきた者はどういうお土産を持っていけば好ましいか、それを訊ねた。

霖之助「霊夢と……萃香にかい？その二人に挨拶で気を回す必要はないと思うけど。
　　　　里で適当な茶葉か酒でも選んでお賽銭入れれば十分じゃないかい？」
松山「……(めげるな俺！ここだ！ここで切り口を変えるんだ！)」

店主の至極いつも通りの素っ気無い言葉に、しかし松山はしょげることなく。
今度は、仮に店主の霖之助がその立場に置かれたならとの仮定で攻めてみる。

霖之助「僕が選ぶなら？僕なら……見繕うのは止めて、その時間を書物の一つでも紐解くのにあてるなぁ」
松山「うぐ(……相談する人を間違えたかな？だけどもこういう時頼りになりそうな年上の知り合いって……)」

頼れるかは別として、交流のある年長者の知り合いなら、松山にも居るには居るが……
紫、コルネット、我意原、猿山、玄爺……それらの顔を順に思い浮かべて、内心嘆いて顔をしかめてしまう。
そこで、霖之助はその恨みがましくも見える松山の顔に、僅かに眉を顰めて文字を追うのを止めて考え出した。

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0ch BBS 2007-01-24