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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】


[754]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/02/22(月) 23:40:56 ID:???

B アルバイトの話をする


松山「(病気の件は改めて考えることにして……) 阿求さん、前のお話はまだ大丈夫?」
阿求「前の? ……お仕事のお話ですか。まだ人手は足りてないですから。内定も取り消していませんよ」

松山は一安心すると同時に、阿求の言葉内に、若干気になることができた。
人手が足りないとはどういうわけだろう?
アイテムの出張販売位、この屋敷で働く女中達もいるし、募集に集まる人達もかなりの数がいるのではと思える。
それを訊ねたら、阿求は着物の袖で口元を隠して、くすくすと悪戯っぽく微笑んで……。
壁や商事の目や耳を警戒するかのように、阿求は松山を手招きして、寄せた右耳に小声でひそひそ説明をした。
肩の上のシャンハイも、松山の真似して耳裏に手を添えてたりする。

阿求「それはですね。(アイテム出張員のお仕事には、裏メニューがあるからなんですよ)」
松山「……? (う、裏メニュー!? ですか……?)」

あまり人聞きよくないが、甘い蜜のように心惹かれる言葉でもあった。
そのまま耳を傾けてると、裏メニューの詳細にはすぐ触れられた。

阿求「(稗田家で採用する出張員には、とある裏メニュー商品に対応できなければいけないんです。
   だから採用基準が結構厳しいお仕事なんですよ)」
松山「(こちらの商品て……)はぁ!?」
阿求「わっ、わ……声が大きいですよっ」

驚き声を高く上げたのを咎められる。が、この内容を初耳なら誰であれきっと同じ反応するだろう。
アイテムの販売員が注文された時、こなさなければならない裏メニューには、こうした項目があった。
ようするに、松山の場合には〜……



0ch BBS 2007-01-24