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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】
[756]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/02/22(月) 23:46:23 ID:???
松山「そ、それってどういう!……(シーッ……?)」
阿求「(コクコク) いいですか? つまり秘密裏にではありますが……
稗田家の派遣販売では、出張員さん自身が、助っ人としての商品を兼ねるわけです。
お値段は、出張員の方が自分で自由に決められます。
ただ……顧客の要求した仕事に対応できないと、契約不履行として自腹で損害賠償を要求されます。
もちろん仕事も、(す〜っ) クビ!!!!! ですから♪」
松山「……」
額から流れる滝汗を拭いながら、どうも自分はこの阿求という少女を見抜けてなかっただろうかと考えてしまう。
いや、理解が足りなかったのだろう。
当主や事務局長など、大層な肩書きを背負ってるからには清楚可憐なだけではないのは当たり前だ。
阿求「助っ人の場合は、報酬は1/10が助っ人さんの懐に入ります。
もうすぐ守矢の大会が開催されますし……サッカー熱は高まってますし小さな大会で仕事増えると思いますよ」
松山「ま、前向きに……ぜ、善処するってことで」
アルバイトの経験多くない松山は、ここで世間の裏側というものを知った……そんな気分で溜息を漏らした。
松山「じ、じゃあ俺は帰ります。明日は……」
阿求「練習場で待ってますね。誰かー松山さんがお帰りになります」
女中さん「はい。では松山様、こちらへ……」
松山「あ、どうも……」
門まで案内を申し出られ、恐縮しながら女中さんの後を歩いて。
深々と頭を下げられるなどして見送りを受け……外へ出た松山は、もう夕暮れが近いことに気付いた。
松山「休日もそろそろおしまいだな……。たいした事件起きなくてよかった……なんでシャンハイ目をそらすんだ?
まぁいいや。……あれ? あそこに誰かいるぞ。あ、あれは……!?」
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0ch BBS 2007-01-24