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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】
[75]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/02/07(日) 20:26:46 ID:???
B 「お虎って呼んでもいい?」
それは、誰も想像できない言葉で、トラウム・アドラーズ一同揃って目を丸くした。
松山自身、なんとなく語呂いい愛称と思っての深くは意味を込めない言葉。
だが、虎子は少しばかり違う風に受け取り、そのため目をぱちりと見開いていた。
虎子「(お虎……もしかして、キャプテンなりに気遣って可愛い呼び名にしてくれたのかな?)」
虎子は妖精。自然の具現の存在だ。
名が大事な意味を持つ幻想郷で、妖精として誕生した時から、虎子という名前が自分の名前だと認識していた。
が、熱風や風など表す名前でもない、女子としては雄々しい虎の字が入った名前に、虎子は複雑な感情を抱いていた。
もし……虎子が虎の妖獣などだったらそれでも受け入れて、誇らしくも思えたろうがそうでもなく。
しかし、自分が虎のような激しさを持ってることも薄々気付いてたので、虎子は自分の名前を持て余し気味だった。
虎子「(よかったぁ。 もし今すぐ褒められたりしても、どうしたら良いかわかんなかったし)」
その場合、硬い態度を取ってたかもしれないが、少なくとも虎子は今、松山から言われた愛称を気に入っていた。
そんな虎子……お虎の気持ちを知ってるルーミアや妖精Aも嬉しげなのを見て喜び、練習も終わりの時間を迎えた。
松山「(よくわからないけど、問題なかったみたいだな。さて……チームのみんなと何か話さないと)」
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0ch BBS 2007-01-24