【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】

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[813]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/02/24(水) 23:36:34 ID:???

Ｂ　阿求のコーチの事で相談する

最初、松山は軽い雑談から会話をはじめた。
(……余りネタがない、というか苦労話が満載になりそうだったので早々に打ち切ったが)
そこでフライハイトから、人里の道具店についての意外な情報が出てきた。

松山「道具店にサッカーの指南書が？ ……がんばりダイビングに、バイシクルファイヤーだって！？」

信じられない書名に、受け入れるのが難しく疑問を抱くも、フライハイトは確かに見たと言ってはばからない。
見つけたものの、買うには少々高値で眉唾なことから、購入は控えたと苦笑混じりに明かした。

松山「(道具店にそんな物が……？家財揃えて行く必要ないと考えてたけど、今度覗いてみよう)」
フライハイト「で、マツヤマもう話はないのか？」
松山「話か？ (……そうだ、人里といえば……フライハイトに相談したいことがあったな)」

松山は、現在の自分が体が弱い少女にサッカーを教えてることを言ってみた。
周囲に影響力の強い阿求の名前を話題に上らせる愚は起こさず……
自分が遠いところに赴くことから、コーチ業を放置してしまうことなど、最低限の、しかし真摯に説明をした。

フライハイト「……話は理解したよ。それで……マツヤマはその子にサッカーを教えてどうしたいんだ？」
松山「いつか大会で活躍できる位、育ててあげられたらって思ってる。ただ時間、身体の両面で問題があって……
　　　あんまり無茶なトレーニングもやらせるわけにはいかなくて……あ、こちらは少し対策らしき物あるんだけど」
フライハイト「そうか……そういう事情なら困るのも頷けるな。
　　　　　　　よし、なら一宿の恩もあるしね。マツヤマの留守中、僕がその子をコーチするのはどうかな？」
松山「フライハイトがか！？ (とても有り難い申し出だ……だけど、俺が教えると約束したのに他を頼っていいのか？
　　　それに、変装してまで正体を隠してる阿求さんだし。フライハイトは何かと鋭いし……くそっ、悩むな)」

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0ch BBS 2007-01-24