【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】

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[966]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/03/01(月) 22:23:07 ID:???

松山の練習(パス) + (設備なし孤軍-2) +　→　クラブ6
5～10→ パス+1

　　　　ド　パ　シ　タ　カ　ブ　せ　総　高/低　才
松山　 56　52　57　57　50　52　51　375　　5/4　　5　　ガッツ　900/900

ボールを蹴ってる内に松山の意識は、無心に単一に、ただ迅くワンツーをするのみに染まる。
幽香に持っていかれた、蓄積された経験……遮二無二ボールを蹴り、ひたすら埋めようとする。

松山「ハッ、ハァ……少し勘が戻せた気がする、だけど……」

足りない、と思うより他なかった。
自分よりパサーとして格上な選手達を見続けてきた松山からは、現在のパス能力と、練習成果はなんとも乏しいもの。
焦りが募るが、最早練習に使える時間もとうに過ぎており……松山は伏せ目がちに自問ループさせ、玄関に向かう。

松山「(俺の力だけじゃ……駄目なのか。守矢カップで優勝をするには……。
　　　このままじゃ足りないんだ。チームにも、皆にも、俺にも！欠けてるものが……！)」

心の乱れを払う筈が、別の苛みに取って代わり……
今はどうする術もなく、松山は熱い湯に浸かり、風呂上りにそのまま自室に戻るとすぐ寝床に着いた。

松山「(今は……目先の問題に集中しよう。
　　　大局を見据える目なんてきっと今は邪魔だ。こつこつと、努力を積み重ねる。
　　　はは、結局俺にはそれしかないんだな……。向かうは光の届かぬ地の……底……か、……。)」

前次写

0ch BBS 2007-01-24