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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】


[980]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/02(火) 20:02:57 ID:???

>>979
HAHAHAこやつめ


出発直前・来客イベント →  クラブ4
4→ ス キ マ


松山はドアを開けた。いや性格には開けようとノブに手を伸ばした。
が、しかしその手は途中で停止した。
ドアからにゅっと……白く細く、肌滑らかな腕が突き出てきて……勝手に鍵を開けてこれまた勝手に開け放った。

紫「おはようございます。玄関まで迎えにきてくれてたなんて気付きませんでしたわ」
松山「……」

傘を閉じ、胡散臭い微笑みをふんだんに振りまいて……甘い声音で挨拶したのは、ご存知スキマ妖怪・八雲紫。
予期し得ない来訪に、思わず何をしにきたのかと問いが口から出かけて……。
松山は悟った。いつか前、彼女自身も語った。
守矢神社の記憶だ。 夜にこそ好く行動するスキマ妖怪の紫が、朝出向いてきた結果、引き起こされた事態といえば。
声にすれば、それこそ紫の神隠しに理由を与えてしまう気もして、けど問わずにいられなかった。

松山「な、っ。……何しに来たんですか?」
紫「うふふ。それはねぇ」



0ch BBS 2007-01-24