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【導かれし者たち】キャプテン松山20【in地底】


[984]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/02(火) 20:48:42 ID:???

>>983
スレ最後にひやりとしましたね。 よかったよかった。


松山 + 早朝の神社 = →  ハート5
ダイヤ・ハート→ 紫「出発のお見送り、かしら」


真っ直ぐに、紫の瞳を見返しながらも、松山は知らず手に汗を握り、背筋にも冷たい感覚を味わっていた。
守矢所属時代に、こうして前触れなく訪れては、本人や他の意思に構わず松山を幾度も連れ出しては……
愉快目的なこともあれば、勝負を持ちかけてきたり、導となる助言をしたり……とにかく一貫性がない。
能力的性格的に、唐突を体現するような紫だが……しかし今朝は特に何をするでもなく、笑顔を浮かべてるだけ。

松山「な、何をしに来たんですか?」
紫「うふふ、それはねぇ。お見送り♪」

松山は腑に落ちず、口を半開けしてしまった。
放心が、思いもよらなかったからなのか、安堵に覆われたからかは、自身の心ながら計れないが……
解ってることは、今日の紫は松山を神隠しに遭わせる目的ではない事。安心しても良いらしい。

紫「それでは早速……てあら? お料理の最中?」
松山「―――!」

最中だったのに気付き、ばたばた慌てて急ぎ足で台所に戻ると、シャンハイが火を止めてくれていた。
ホッとして……先に朝食を用意しようと思い、紫のことを頭から締め出して、レシピに従い月見うどん作りに没頭。
出来上がって、うどんの味見して美味しく仕上がってる事に満足。 料理の才能あるかもなどと一寸浮かれつつ……
部屋に戻ると、さも当たり前のように高級座布団(スキマ産)の上に、紫が慎ましく座っていた。

紫「松山君の初めての料理を頂けるだなんて、是まさに三文の得かしら」
松山「……」



0ch BBS 2007-01-24