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【天才の家に】小田Jr.の野望8【生まれた凡才】


[752]小田ジュニアの野望@2票決中:2010/02/25(木) 02:53:18 ID:k1ZzbT9o
???「いらっしゃい…とうとうこの場所を見つけてしまったようだね…」

その声はどこかで聞いた…しかし、決して思い出してはいけない声。

小「…お邪魔しました」

何とか紡ぐその言葉…まるで幼子が言い訳する時のような力のない言葉。それを象徴するかのように
ジュニアの体は震えていた。

根源的恐怖。…それは異形のものを本能的に恐怖する人間なら誰しも持つ感情。人により大小さまざま
違いはあるが、その恐怖は一般的に人の姿と形が異なれば異なるほど強く現れる。逆に言えば
人間の形をしていればその恐怖に襲われる事はない。
しかし。今ジュニアが感じているもの…それは間違いなくその類の恐怖であり、その大元はジュニアに
今声をかけてきた老人のそれだった。

???「何を恐れておる。おぬしとワシは初対面ではないぞ。小田猛」

小(俺の名前を知っている?くそ!?ここは命がけで逃げるべきか!?」

想いの力が強すぎたのか、最後は口にしてしまうのだが、老人と思わしき人物はまったく意に介する事無く
言葉を続ける。


0ch BBS 2007-01-24