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【妖精は皆】幻想のポイズン27【ライバルなんだよ】


[255]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/14(日) 17:57:56 ID:???
反町がそう胸に誓いながら明日に備えて就寝していた頃。
一方で紅魔館の庭園――小さなサッカーコートでは河童が増設したライトが点灯され。
一人の少年が一心不乱に練習に励んでいた。少年の名は三杉淳――八意永琳の治療により、心臓病を完治させ……。
しかし、それと同時に新たな少々のハンデを抱え込んでしまった天才サッカー少年である。

パチュリー「………………」
三杉「はぁっ、はぁっ……」
パチュリー(八意永琳の言っていた通り、筋肉が一気に減少してしまっている……。
      しばらくはフィジカルを鍛える事が最優先の課題ね)

治療の代償として、体中の筋肉が退化してしまった三杉。
心臓病を完治させる以前よりも更にフィジカルは弱くなり。
サッカー選手としては致命的なまでに当たり弱くなってしまう。
いち早くその遅れを取り戻す為にと三杉は退院をした昨日から熱心に、精力的に筋力トレーニングなどに励むのだが……。
やはり一日、二日程度の集中的な練習だけではすぐにその弱点を克服出来る訳もなかった。

三杉(ここがスタートラインじゃない……僕は今、反町よりも更に下の位置にいるんだ。
   反町が寝ている間も、食事をしている間も、練習しなければ反町を越える事など出来る筈も無い。
   明日の試合には間に合わないかもしれないが……それでも、少しはマシにしておかなければ……)
パチュリー(大丈夫よ三杉……焦らず、一歩一歩着実に力をつけなさい。 あなたには才能がある。
      それは私が保証をするわ)


0ch BBS 2007-01-24