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【妖精は皆】幻想のポイズン27【ライバルなんだよ】


[824]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/17(水) 21:48:22 ID:???
早苗が取った手段、それは体勢を崩した状態のまま地面にパンチングをし。
そのまま一気にボールの方向へと体を強引に向けてセービングをしようというものであった。
手首を怪我しているのに何を無茶しているのかと思わず突っ込みそうになるが……。
早苗にはこれ以上失点は許したくない、絶対許早苗という強い思いがあったのだ。
それが彼女にとって、「奇跡のゴールキーパー」を名乗る為の唯一の矜持なのである。

グ ワ ッ シ イ イ ! !

早苗「……止めましたァァァーッ!!」

ボールを両足で挟み込み、それを掴み取りながら高々と上げて宣言する早苗。
それを見た瞬間、レミリアは信じられないものを見たとでも言いたげに思わずたじろき……。
観客達は一斉に、歓声を上げるのだった。

観客「お、おおおおおおおおおおおおおおお!? 止めた!? 止めただとォォォッ!? あのシュートをかよ!?」
「お嬢様が、お嬢様のシュートが、幾ら距離があるからって!?」「これが早苗さんの奇跡を起こす程度の能力だ!」

神奈子「あのゴールキーパーはうちの巫女なんだよぉ。 はっはっは、いやぁ、もっと褒めてあげてくれ」

そして、一人寂しく観客席にいた神奈子は周囲の観客にまるで我が子を自慢する母のように鼻を高くしていた。
因みに、周囲の観客は早苗が神奈子のところの巫女であるという事など重々承知だった。


0ch BBS 2007-01-24