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【サッカー少年】キャプテンEDIT【奮闘記】
[369]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk
:2010/02/23(火) 20:43:56 ID:y45qANKQ
唐突に、背後から声を掛けられた。
???「この店で扱う商品は、そのものずばり『幻想』ですの。人知の及ばない『幻想』の力。
空を飛ぶ秘術や魔法の教本――ふふふ。貴方の認識からすれば、後者の方。おまじないに近いものですけどね?」
振り向くとそこには、女が立っていた。
豪奢な金髪に、向こう側が透けて見えそうなほど白い肌。
日本人離れした容貌なのに、どこか外国人と言い切るのを躊躇わせる、不思議な顔立ち。
大前(どこかで、会った、ような……)
???「うふふ……どうしました? 何かバケモノでも見たような目付きでしてよ?」
大前「あ、いえ。すいません……後ろに人がいるとは思わなかったので、つい」
???「後ろに人がいるとは、ね。ふふふ」
女はおかしくて堪らないとでも言うように笑った。
まるで童女の様に無邪気な笑い声。けれども、唇を釣り上げる様は、童話に出てくる年を経た意地悪な魔女を思わせる。
どうにも、年齢不詳な印象の女だった。物凄く年上にも、同い年くらいにも見える。
正体がまるで分らなかった。
国籍も年齢も、……ひょっとしたら人間かどうかさえも。
???「ま、立ち話もなんですし、中へお入りくださいな。たまのお客ですし、お茶とお菓子くらいは出させていただきますわ」
大前「は、はあ……けど、今はあんまりお金を持って無くて、」
???「お金は結構。この店の商いに金銭は用いません。
むしろ、貴方が私の望む物をお持ちなら、こちらから支払いたいくらいですの」
大前「貴重品の類も、持ってないです」
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0ch BBS 2007-01-24