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【防弾ガラスの】キャプテン三杉2【貴公子達】


[213]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/02/24(水) 01:52:32 ID:???
話の最後に出た繊細なボールタッチ…これについては三杉の想定の外にある考えであった。
彼は自分で口にした通り、新田がそれを得る為には時間が不足していると踏んでいたのだ。
三杉は他の案として、新田に左足の鍛錬をさせる事を考えていた。新田には両ききとなる
素養があると見ていたし、応用幅の拾いプレイが期待された。だが新田のプレイスタイル
を考えれば、ボールタッチの向上がより高い効果を持つことは分かりきっていた。そして
ジョアンならば新田にそれを身に付けさせられるだろうと、三杉は自然に信じられたのだ。

ジョアンに対して既に疑いの心を抱いていた三杉は、ここで自然に生じた思いに戸惑った。
ジョアンを疑うべきか、信じるべきか、三杉は分からなくなってしまっていた。
新田が迷いを振り切った出来事が、三杉を迷わせる原因になったのは皮肉としか言えなかった。
三杉は壁にもたれかかり、暫し目を閉じた。

と、そこで三杉は意外な人物の声を耳にした。


ラムカーネ「迷った人間の顔をしているな…」

三杉「(!!!)ラムカーネ!?」


心臓が飛び出すような驚きがあった。あの邂逅の日以来、碌に会話もしていないラムカーネが、
いま自分に対して不意打ちのように話しかけてきたのである。


0ch BBS 2007-01-24