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【防弾ガラスの】キャプテン三杉2【貴公子達】
[310]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/02/26(金) 18:37:53 ID:???
>9→チューリップを眺めている男・・・服の上からでも分かるくらい脚が鍛えられている。
会場内を歩き回っていると、三杉はチューリップが並んでいるコーナーで異様な雰囲気を感じ取った。
そしてそれは一人の少年から発せられているようでった。チューリップを眺めているその少年はほぼ
微動だにしておらず、やや長めに伸びたブラウンの髪のせいで顔もよく見えない。たた、その少年の
全体像を観ると、何かが異様なのである。
やがて三杉はその理由に気付いた…『脚』だ。
その少年は服の上からでも分かるくらい脚が鍛えられているのだ。
決して常人レベルのそれではなく、トップアスリートに劣らぬほどなのである。
しかし、それだけと言ってしまえばそれだけである。この見本市は地域の大イベント、多くの人がいる。
脚が非常に鍛えられた少年が居た所で流してしまえばいい。だが、三杉はそうはしなかった。
考え過ぎたのかもしれない、感覚が鋭敏になっていたのかも知れない。ともかくその少年とは
只すれ違うだけの関係にはならないような気がした。
―――――――気がつけば三杉はその少年に話しかけていた。
三杉「チューリップ…好きなのかい?」
???「……別に…母国の花だから見ている。」
少年は三杉の方を一瞥すると、無感動にそう答えた。
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0ch BBS 2007-01-24