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【防弾ガラスの】キャプテン三杉2【貴公子達】


[567]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/03/04(木) 19:30:50 ID:???
また、一連のプレイに思わず席を立ってしまったジョアン。
彼は暫く立ち上がったまま観ていたが、じきに力を抜いて座り直した。
座った後も少なからず動揺をしているようであり、アルシオンもそれを感じ取っていた。

アルシオン「コーチ、大丈夫ですか?」

ジョアン「…ん?…ああ、心配ないよアルシオン。少し驚いただけだ。」

アルシオン「そう。」

アルシオンは視線をグラウンドに戻し、少し考えにふけた。

アルシオン「(みんな低レベルだけど、今の攻撃は結構凄かったな。
まるでオーケストラのようだった。差し詰め、オーケストラの指揮者は彼…かな?多分。)」

その視線の先には三杉淳が居た。
この時、アルシオンは生まれて初めて自分以外のプレイヤーの顔を覚えた。


0ch BBS 2007-01-24