※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【HPより】ファイアーモリブレム13【容量が危ない】
[388]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/02/21(日) 20:09:02 ID:???
その夜。心中穏やかではない森崎はボールを抱えて夜の平原へと足を運んでいた。
本来ならば明日の試合に備えて睡眠をとらなければならないのだろう。
だが、今の森崎にはそんな冷静な判断を導き出す余裕すらなかったのだ。
森崎「ハァ…ハァ…くそっ!駄目だ!こんなんじゃ…とてもじゃないが明日の試合は途中で力尽きる!」
全力のセービングを2回も発動させれば、後は自分はゴール前にたつ置物と化すだろう。
そうならないように、こうして基礎体力を高める特訓を繰り返しているのに、練習に身を入れようとするほど、集中が途切れる。
森崎「早田…あの自信に溢れた顔は何を意味しているんだ?なぜか…なぜか分からないが
嫌な予感がして止まない。明日はただの親善試合。なのに、どうしてこんなに不安になるんだ……!」
ズザザザザザーッ!バシィッ!
森崎「………ハァ、ハァ…げほっ!ごほっ!」
スッ…
マルス「苦しそうだね。これを飲みなよ」
背後から降りかかる声に森崎は慌てて振り返る、夜空の満月に映える青髪と整った面持ちが神秘的に見えた。
森崎「マルス…王子」
マルスから渡されたのは薄い青色の薬品『特効薬』だった。
すぐに一ビンを空にする森崎。みるみる疲労していた体力が回復していった。
マルス「一人での練習は効率が悪い。僕も付き合うよ」
森崎「……悪いな」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24